OPITO バンクスマン&スリンガー能力評価
目的
本コースは、以前にOPITOバンクスマン&スリンガー初任者トレーニングを修了、または十分かつ関連性のある実務経験を有し、OPITO バンクスマン&スリンガー能力評価の受講資格があると認められる方が、OPITO認定の有資格バンクスマン&スリンガーとなることを目指すものです。石油・ガスおよび再生可能エネルギー業界の作業者に必要となる場合があります。
内容
評価プロセスの導入
理論評価:
筆記試験 – 60問 / 90分
実技評価:
受講者はバンクスマンの役割として、下記の全てのリフト作業を指定基準に従い実施する必要があります。リフトの種類:
1. シンプルなプレスリングリフト
2. チューブ材のバンドルリフト
3. アクセス制限下でのリフト
4. 重心がオフセットされている荷役のリフト
5. ブラインドリフト
受講者はスリンガーの役割として、下記1〜4の荷役で全てのスリング作業を指定基準に従い実施いただきます。スリング荷役の種類:
1. シンプルなリフトの準備とスリング(プレスリングでないもの)
2. 3本以上のチューブ材のバンドルの準備とスリング
3. 重心がオフセットされた荷役の準備とスリング
4. 合成繊維スリングを使用した荷役の準備とスリング
リフティング作業:
リフティング作業は、Lerusトレーニングセンターが事前に用意したリフティング演習(リスクアセスメントおよびリフティングプランを含む)一覧から抜粋されます。
受講要件
a) 有効なOPITO承認のバンクスマン&スリンガー初任者トレーニング修了証明書(過去32ヶ月以内に取得)
そして
b) OPITOバンクスマン&スリンガー実務経験ログブックが全て記入済みで有効、かつ各57タスクに対し所定の証跡(リフティングプランや許可証、ツールボックスミーティング記録等)が添付されていること。ログブックは雇用元の専門職責任者またはマネージャーが真実かつ有効である旨を署名し、評価前にLerusトレーニングセンターによって確認されること。
*2020年2月29日〜2022年2月28日の期間に初任者トレーニング(旧ステージ1)を修了した方には証跡の提出は不要です。
注:能力評価の受講資格については他にも選択肢があります。詳細はトレーニングセンターの管理者までお問い合わせください。
医療に関する受講要件:
本トレーニング受講者は全員、Lerusトレーニングセンターが提供する適切な医療スクリーニング用紙による健康診断を受ける必要があります。