動的ポジショニングオペレーター(DPO)オンボード訓練

オフショア業界において、陸上のシップシミュレーター訓練は長年一般的かつ有用なリソースとされてきましたが、実際の海上経験の代替にはなりえません。
理想的には、実際の訓練船での海上訓練により、受講者が生の海洋状況を体験できることが最善の方法です。そのためLerus Trainingでは、受講者が船舶の操船や重要な状況下での対応をリアルに学ぶことができる海上オンボード訓練プログラムを開発しました。

The Nautical Institute

このコースは
The Nautical Institute.
期間: 31-61日
参加者: 24名
妥当性: 有効期限なし

オフショア支援船は年々大型化・複雑化しており、必要なスキルと経験を備えた甲板士官の確保がますます困難になっています。本訓練プログラムは、Nautical Institute(航海士協会)の動的ポジショニングオペレーター(DPO)の訓練スキームに沿って開発されています。
この訓練の目的は、DPOのDP技術および基本的な慣熟スキルの向上に全力で取り組み、人為的なインシデントを未然に防ぐことです。

動的ポジショニングオペレーター(DPO)オンボード訓練 - Photo 1

対象者

シミュレーターで基礎スキルとDP運用の理論を習得した、将来の動的ポジショニングオペレーター志望者。

コース内容
  • DPシステムの主要要素の把握と識別
  • DPシステム各要素の機能説明
  • 船舶に備え付けのDP関連文書
  • 船舶特有の基準システムの実用的運用方法・制限、干渉や障害、シャドーセクター、環境/外的要因による影響の把握
  • 船舶の運動基準システムの実践的活用方法および故障・干渉時の影響
  • DP運用におけるブリッジ組織および手順
  • 船舶を手動からDP制御に移行する手順
  • スタンドオフポジションから作業位置への船舶移動手順
  • 作業位置での船舶監視
  • 作業場所から安全に離脱する手順
  • DP監視・警報システムの実務知識
コース目標

各受講者は、海上でのDP慣熟期間を経て、Nautical Institute訓練スキームのDPオペレーター・ログブックに記載された主要業務で習熟度を証明できることが求められます。

評価方法

DP慣熟期間についての口頭試験とレポート提出により評価されます。

受講資格
  • STCW有効船員資格証保持
  • DPO入門コース修了
  • オンライン評価に合格し、Nautical InstituteのDPオペレーター資格証(DP Operator Logbook)を取得する必要あり
  • 有効な健康診断書の所持

よくある質問 - 動的ポジショニングオペレーター(DPO)オンボード訓練

コース修了後、認定証は発行されますか?

はい、コース修了後はNautical Instituteより、訓練内容と習熟度を証明する認定証が発行されます。

DPOオンボード訓練の主な目的は何ですか?

DPOオンボード訓練は、実際の船舶での海上訓練を通して、動的ポジショニングオペレーターがリアルな海況の中でDP技術を磨くことを目的とします。本コースは、様々な状況下で船舶操船や臨機応変な対応力を強化し、実務的な運用能力を徹底的に高め、人為的なインシデントの最小化を目指しています。

LerusのDPOオンボード訓練を選ぶ利点は?

Lerusは、グローバルなネットワークと高い訓練品質で知られ、Nautical Institute認定のDPOオンボード訓練を提供しています。本コースは唯一無二の実海上経験を得られるため、現代のオフショア支援船の運航に必要な現場感覚と高度な技能の習得に最適です。世界各国の訓練センターで提供されるLerusの認定コースは、業界基準を満たし、受講者の上位資格取得を強力にサポートします。
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