動的ポジショニング（NI DP）海上乗船期間短縮コース

本コースは主に実技が中心となります。理論的な内容についても、受講者の希望に応じてDPOトレーニングの全てのフェーズから復習可能です。
演習の範囲には以下のオペレーションが含まれます：

• サチュレーションおよびエアダイブ支援
• 水中作業用のsubsea建設および重量物リフト
• ROV（遠隔操作無人潜水機）オペレーション
• オフショア支援船（OSV）オペレーション
• ケーブルおよびパイプ敷設作業
• 掘削オペレーション
• オフショア荷役オペレーション
• シャトルタンカー

全ての演習は冗長化されたフルミッションブリッジシミュレーター（各種オフショア支援船モデルを使用）で行います。Kongsberg K-Pos 21（SW 7および8）をトレーニングに使用します。

目的

海上乗船期間短縮コースは、受講者がDPステーションキーピングに集中的かつ長時間取り組む機会とし、以下を強化・統合・実証することを目指します：

• DPシステムと付属機器・計器に関する知識の向上
• 状況把握能力の強化
• コミュニケーションとチームワークスキルの向上
• 課題発生前の傾向分析と予防対応力の養成
• 警報や障害・緊急事態への冷静かつ合理的な対応力の強化
• チェックリスト記入・ログ記録・監視交代等の安全関連手続き実施能力の向上

本コースの目標は、受講者に限られた期間で最大限の実務経験を提供し、環境的・技術的な最悪条件下で集中的なシミュレーター訓練を行うことで、DPオペレーター個人の技能と知識を高めることです。

DPOトレーニングスキームのフェーズCを修了していること。