動的ポジショニング(DP)アウェアネスコース
動的ポジショニングシステム – アウェアネスコースは、フルDPシステム運用および定点保持に必要な動的ポジショニング(DP)システムの機能、能力、基本要素について参加者に洞察を与えることを目的としています。本コースは、DP船での支援業務に携わる方や、DP技術の基礎知識を身につけたい方に特に有用ですが、DPオペレーター研修スキームの一部ではありません。
このコースは Bureau Veritas.
コース
価格
言語
目的
このコースは、DP船での支援業務や動的ポジショニングオペレーターとともに働く方が、フルDPシステム運用と定点保持に必要なDPの機能、能力、基本要素について理解を深められるように設計されています。本コースはDPオペレーター資格取得の初期段階や将来的なDPO(動的ポジショニングオペレーター)としての研修ではありません。


対象者
IMCA M 117 Rev. 3(2023年6月)規定に基づき、本コースはオフショアプロジェクト設計および据付エンジニアリングに関与するプロジェクトスタッフを対象とし、オフショア船舶の運航会社または管理会社の陸上マネジメントチーム(人事・運航・技術マネージャー等)にも有用です。また、IMCAや会社のガイドライン遵守が求められる乗組員(例:ダイブスーパーバイザー、カンパニーレップ、リグマネージャー)にも役立ちます。
受講要件
本トレーニングコースに受講要件はありません。
内容
- DP の原理
- DP システムのさまざまな要素(位置基準システム、センサー類、電源)、および冗長性要件やその手法
- 位置基準システムの原理、制約、使用方法
- センサーや補助機器の原理、制約、使用方法
- ディーゼル電気・非ディーゼル電気船舶における一般的な電力・配電構成。UPS システムおよび一般的な PMS(パワーマネジメントシステム)の説明。DP船での電力要件の認識
- 各種推進・スラスターシステムおよび相互比較
- DP 作業の手順(船体・現場情報に基づく計画、コンティンジェンシープラン、チェックリスト、ワークサイト・アプローチ、連絡、引継ぎなど)
- 使用される基準点および UTM 座標の理解
- 書類作成・ログブック記録要件
- 専門船でのDP作業体制
- 深海域・浅海域での運用におけるリスク
目標
コース内容およびDPシステムの主な原理・構成要素の理解を習得すること。
入学資格
受講者は有効な顔写真付き身分証明書の提示が必要です。
評価方法
理論試験