NI DP 海上実務期間短縮コース

このコースは、受講者であるDPO候補者が、1ヶ月または6週間（2015年1月以前／以後のトレーニングスキームによる）の必要な海上実務期間を、1週間の集中的なシミュレーター訓練で短縮できるよう設計されています。

本コースは実技主体で構成されています。理論科目については、コース参加者の要望によりDPOトレーニングのいずれのフェーズからでも復習することが可能です。
トレーニングで実施する演習の範囲は以下のオペレーションを含みます：

• 飽和潜水およびエアダイブ支援
• サブシー建設およびヘビリフト
• ROVオペレーション
• オフショア支援船（OSV）オペレーション
• ケーブル・パイプ敷設作業
• 掘削オペレーション
• オフショア積み込み作業
• シャトルタンカー

全ての演習は、各種OSVモデルを用いた冗長化フルミッションブリッジ上で実施されます。トレーニングにはKongsberg K-Pos 21（SW 7および8）が使用されます。

目標

海上実務期間短縮コースは、受講者がDPステーションキーピングで集中的かつ長時間取り組む機会を提供し、下記能力の向上・定着・証明を目指します：

• DPシステムや関連機器・計器に関する知識
• 状況認識力
• コミュニケーション能力およびチームワーク
• 傾向を分析し問題発生を予見する能力
• アラーム・故障・緊急時への冷静かつ理性的な対応力
• チェックリストの記入・ログ管理・ワッチ引継ぎなどの管理および安全関連手続き遂行力

このコースの目的は、短期間でDPO候補者に集中的なシミュレーター訓練を体験させ、実際の環境的・技術的な最悪条件下にてDPオペレーション能力と知識を強化することです。

DPOトレーニングスキームのフェーズCを修了していること。