オフショア環境における船舶操船コース

本コースは、船舶操船理論の理解を深め、業界ガイドラインに基づきシミュレーターによる実践的なトレーニングを提供します。

コース内容

• オフショア支援船の特殊な作業条件に焦点を当てた基本的な操船理論
• 基本的なブリッジチームマネジメントスキル
• ダイナミックポジショニングの基礎知識
• ケーススタディと事故分析
• 風・潮流の計算とオペレーションへの影響
• オフショア設置物に関する基本用語知識
• 乗組員、船舶、オフショア設置物および環境の安全性
• オペレーションの計画
• リスクアセスメント
• 変更管理
• スラスター、舵、プロペラ故障時のコンティンジェンシープランニング
• スラスター、舵、プロペラ故障時のコンティンジェンシーオペレーション
• セミブラックアウト時のコンティンジェンシーオペレーション
• 急激な風・潮流の変化下でのリグ作業時のオペレーション実施
• 前甲板・後甲板間の安全かつ正確なチェンジオーバートレーニング
• 手動、ジョイスティック、ダイナミックポジショニング操船モード間の安全かつ正確なチェンジオーバートレーニング

各種気象条件や多様な作業状況を想定したフルミッションオフショア支援船シミュレーター演習を通じて、理論を実践に結びつけます。各オペレーション終了後にフィードバックセッションも実施します。

目標

コース修了時には、参加者がさまざまな運航状況において船舶のコニング能力を発揮できるようになることを目指します。

受講資格

甲板士官が主な対象ですが、その他の職員についても個別承認により参加可能です。