オフショア環境における地震探査／サーベイオペレーションコース

本コースではオフショア地震探査船の安全運航におけるベストプラクティスを指導します。特に実践的なシミュレーター演習に重点を置き、リスクアセスメント、コミュニケーション、運航条件など、重要な要素も網羅します。

コース内容

業界最高水準の実践を体得できるよう、Kongsberg 290°フル・ミッションブリッジシミュレーターを活用したハンズオンアプローチでトレーニングを行います。また、オフショア地震探査船の主なオペレーションである横付け、ストリーマー曳航、補給船との海上補給・給油、故障時の曳航などの緊急時シナリオにも対応可能です。さまざまな環境条件をシミュレーターで再現し、現実に即した訓練体験を提供します。

目的

全参加者は、以下を含む貴重な実体験を得られます：

• 船舶のエンジンおよび舵を用いた安全な操船技術
• 自然の力（風、潮流、相互作用）が運航時の船舶挙動へ及ぼす影響の理解
• 評価・計画の重要性と代替案の必要性
• ブリッジリソースマネジメントツールを活用した安全かつ効果的なオペレーション管理
• RAS（海上補給）運用時の効率的なブリッジ手順管理

受講要件

本コースは、オフショア支援船および地震探査船のマスター、チーフオフィサー、デッキオフィサーで、オフショア船舶運用に関する知識が限られている方を対象としています。