ダイナミックポジショニングシミュレーターコース(NI DP Advanced)
本コースでは、受講者がDPオペレーションに関する実践的な知識を十分に習得することを目的としています。受講者はリスクアセスメント、コンティンジェンシープランニング、船舶能力の評価を含む全てのDPオペレーションの計画および実施ができるようになります。また、破局的な故障につながる、またはそれ自体となるあらゆる状況下で適切に対応できる能力を身につけます。
本コースは、NI DPOトレーニングスキームの一部です。NI DPOトレーニングスキームの詳細については、こちらをご覧ください。
内容
トレーニングは国際海事機関(IMO)および国際海洋コントラクター協会(IMCA)のガイドラインに基づいてプログラム化されています。
トレーニングは理論講義と、Kongsberg DPシミュレーターを使用した実習により構成されています。
- シミュレーター機器を使用し、Auto track、追尾ターゲット、センサー、関連位置基準システムといった特別機能を含めてDPシステムの設定・操作能力を証明すること。
- DPオペレーションを適切に遂行する能力を証明すること。これには、計画、コンティンジェンシープランニング、作業サイトへの接近、チェックリストの利用、コミュニケーション、DP監視スケジュール、DPハンドオーバー、DPログブック要件の全てが含まれます。
- 浅水域・深水域での運用中におけるDPシステムの制限事項を説明できること。
- 劣化または緊急状態となる条件についての知識を証明すること。
- 受け取った様々な情報の評価並びに、破局的な故障に関連する警報や警告への認識ができること。
- 故障時の適切な対応を実施し、故障後の船位安定措置を講じる能力を証明すること。
理論および実技評価。
受講要件
参加者は、認定されたダイナミックポジショニング(DP)基礎コースを修了している必要があります。認定された最低限のDP乗船経験(30日または60日、スキームによる)を有し、訓練ログへの十分な記載が必要です。
参加者はSTCW規則II/1 - II/2 - II/3(航海士)またはIII/1 – III/2 – III/3(機関士)の資格を保有している必要があります。有効な証明書を初日に提示してください。
2012年1月1日以前にDP基礎/導入コースを修了した方も、5年以内にDPOトレーニング全課程が修了できる場合は参加可能です。
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